3月の二十四節は「啓蟄」と「春分」【二十四節気七十二候】

3月の二十四節気は「啓蟄」と「春分」

【この節気頃の旬】(植物)桃・すみれ・かたばみ・たんぽぽ・こぶし・木蓮・チューリップ/(鳥)かわらひわ・ひばり/(食)わらび・ぜんまい・新玉ねぎ・葉わさび・土筆・蕗・アスパラガス・青柳・帆立貝・鰆・真鯛・さより・桜海老・うど・桜餅/(天候)虫出しの雷/(行事)菰はずし・十六団子・春のお彼岸・エイプリルフール

「啓蟄(けいちつ)」 二十四節気の3番目

●2018年3月6日
・2019年3月6日
・2020年3月5日
●暦便覧:「陽気地中にうごき ちぢまる虫 穴をひらき出ればなり」

「啓蟄」の七十二候

●初候:蟄虫啓戸(ちっちゅうこをひらく)※冬蘢りの虫が出て来る
●次候:桃始笑(ももはじめてわらう)※桃の花が咲き始める
●末候:菜虫化蝶(なむしちょうとけす)※青虫が羽化して紋白蝶になる

次の「春分」までの間、約5日毎に変わります。

(桃の花)

この頃に鳴る雷を「虫出しの雷」と呼びます。虫の目覚まし時計。
「啓」は開く「蟄」は虫などが土中に隠れ閉じこもるという意味で、「冬籠りの虫が這い出る」ということです。虫が目覚めて地中等から這い出して来る時季。少しずつ自然が目覚めて動き始めています。そして、日も長くなり、毎日少しずつ春の訪れを感じます。

★お雛様の片付け:お雛様を片付けるのは「啓蟄」の日が良いそうです。お雛様を出すのは「雨水」でしたね。

「春分(しゅんぶん)」 二十四節気の4番目

●2018年3月21日
・2019年3月21日
・2020年3月20日
●暦便覧:「日天の中を行て昼夜とうぶんの時なり」

「春分」の七十二候

●初候:雀始巣(すずめはじめてすくう)※雀が巣を構え始める
●次候:桜始開(さくらはじめてひらく)※桜の花が咲き始める
●末候:雷乃発声(らいすなわちこえをはっす)※遠くで雷の音がし始める

次の「清明」までの間、約5日毎に変わります。

(桜餅)

★昼夜の長さがほぼ同じ:「春分」は昼夜の長さがほぼ同じで(正確には少々昼が長い)、この日頃から少しずつ昼が長く、夜が短くなっていきます。暖かくなってはきますが、「寒の戻り」や「花冷え」など、注意が必要。花冷えというのは、桜の花が咲くころにまた寒くなるということです。コートや大布団は、なかなかしまえません。

暑さ寒さも彼岸まで

「彼岸」は春と秋の2回あります。これは日本独自の行事のようです。「春分・秋分」が彼岸の中日(ちゅうにち)として基準になります。とてもわかりやすく考えられています。

「春の彼岸」は「春分」を中日として、前後3日の7日間です。

陰陽転化

春分は「陰陽転化」の時となります。「陰陽±0」で、この日あたりから陽盛・陰減となっていきます。 ※「夏至・冬至」を陰陽転化と言われる場合もあるんですが、私は「春分・秋分」が転化の時だと考えています。 (解釈の問題なので、どちらも間違いではないと思います)

「陰陽±0」でバランスが取れているから過ごしやすいと言われる説もあるようですが……私が習ったのは、この時期こそ「気を付けて過ごす」ということでした。生活では、春分の頃って、衣服や布団の調節が難しいと感じます。また、学校・職場・引っ越し等の環境変化で、心の落ち着かない時期でもあります。

心を楽にして、体調を崩さないように気を付けたい時期です。

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